レビー小体型認知症@NHK

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夜半からまた激しい雨音。
台風22号とか。
太平洋上をこっちに向かっているらしいが、
時期的にも上陸はなさそう。

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またまた「ためしてガッテン」ネタ。

認知症は誰も彼もアルツハイマー型ではないぞ、という話。
ゲストの皆さんも初めて聞いたらしく驚いてたが、
2年前に帰天した私の母は、そのレビー小体型認知症だった。

あの、へんてこな幻視は、分かっていれば笑っちゃう話だが、
当時は何が何だか分からず振り回された。
取材されてた方と、ほんとに同じようなことが起きてたのだ。
とにかく話が具体的で細かく、
アルツハイマーのように直ぐ忘れたりしない。
見た幻視を、何度でも同じように説明する。
そして、こちらが信じないと行って起こる。

今日の番組で、
ガイドラインが出来たのが2010年だと言うので驚いたが、
母が診断受けたのは2005年のことである。
その頃は、専門医以外からの情報はまるでなく、
ネット上をサーフィンしまくった。

旧ブログにその記録があるので、1部転載してみる。

メンタルの診察は、前回以後の経過メモを先に看護師さんに渡してあるので、
幻視幻覚の復活からはいる。
驚いたことに、先生に聞かれてもはっきり、
具体的に人が見えたという話をする。
私に話した時からだいぶ時間が経っているのに、忘れてないんだ!

「もしかしたらアルツハイマーではないかも知れないですね~」

真剣に聞いてた先生が言う。

「何か他のメンタル系の病気っていうことですか?」
「ええ、この間TVでやってたんですけどご覧になりました?」
「全然気が付かなかったです」
「私もたまたま見ていたんですけど、レビー小体型痴呆というんです」
「それが、幻視幻覚のある病気なんですか?」
「そうなんです。それもはっきり見えてるというのがね」

そうだとすると、パーキンソンのような症状も出て来るから、
気を付けて観察しておくようにと言われた。(2005/09/25)


最近は、いろいろなメディアでも取り上げるようになったし、
アルツハイマー型に次いで多いと言われるようになった。
今日の番組では、認知症の5人に1人いるという。
なるほど、9人のグループホームには、
母の他にもう1人レビーらしい人がいた。

それにしても、この頃の投稿を読み返してみると、
毎日のエピソードが凄い。
私自身もプレドニン飲んだり点滴に行ったりと、
ホントにギリギリだったなと思う。



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感謝の訪問

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母がお世話になったグループホームの施設長さんが、
停年退職なさるという事を知らせて下さった方がいて、
本当に久しぶりで、グループホームを訪ねた。

当初は、母がいなくなっても、
度々訪れたくなるだろうと思っていたのに、
思いの外足が向かず、すっかりご無沙汰してしまい、
日が経つにつれ、
スタッフも知らない人が多くなっちゃってるんだろうな?
とか想像しては、ますます遠退いてしまっていた。

しかし訪れてみれば、知った顔ばかり。
スタッフも入居者も、あの頃と変わらない風景。

顔見知りの入居者の家族の方も3人いらしていて、

「もう1年経った?」
「この夏で2年になるのよ」
「まあ〜」

認知症入居者の介護度は、上がっていくばかりで、
スタッフの負担は大きくなる一方と思うのに、
みんな明るく、変わらず極めて自然に介助している。

母のことも、あんなこと言ってたわ、こんなことしたわ、
こうだったわとはなしてくれ、みんな忘れていない。
今は他の部署に移ったスタッフも呼んできてくれて再会。

こういう人たちに囲まれて母はどんなに楽しかっただろう。
私は、この人たちがいたからこそ看取ることが出来たんだ。
改めて感謝でいっぱい。

母の級友

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相変わらず脱力感、無気力が、不定期に訪れる。

先月末になって、やっと喪中葉書を作って投函。
早過ぎると忘れられちゃう、という誰かの言葉を言い訳に・・・

「知らなかったわ~」

と、ご近所の方が朝から訪れる。
お悔やみの手紙を戴く。
現金書留が来る。
もっと広くお知らせした方がよかったのかしら?
と思ったりする。

嬉しかったのは、母の小学校からの同級生の電話。
母は、大事なものとそうでない物が随分前から分からなくなってた様で、
住所録、電話番号簿などごく僅かしか残っていなかった。
どうやらこのK小母ちゃんにはしょっちゅう電話してたらしいので、
頭の中に番号があったのか、何処にも電話を書いたものはなかった。
そんなわけで、私は連絡できなかった。

去年訪ねたもう1人のN小母ちゃんには、何度か電話したのだが出なかった。
いずれにしても、94歳という年は、突然状況が変わっても不思議はない。
入院でもしてるのかと思ってそのままになっている。
そのN小母ちゃんを訪ねた時もびっくりしたのだが、
今回のK小母ちゃんの電話にはもっとビックリだ。

おおよそ1時間も話し込んだのだが、その内容は、何年も前の母の電話や、
一緒に出かけた時などにちょっとおかしいと思ったこと、
私の知らなかったことがいろいろあった。

「頭のいい、気の強い人がね~」という。

そうそう、気が強すぎて、他の人のいうこと聞かないから・・・
頭が固いって事じゃないかしら、と私は心の中で思う。

そのK小母ちゃんは、何年も前に骨折したと聞いていた。
今も痛むのだそうで、だから体操教室にいったりリハビリしてるのといい、
それでも、甥御さんのいる仙台に震災のお見舞いにも行ったり、
電車で、友達に会いに行ったりしている。
日曜日には、6時半にタクシーを頼んで、7時半からの朝ミサに行くという。

そんな話の中に、繰り返しはない。
N小母ちゃんのお嬢さんの電話を私は知らないというと、

「ちょっと待ててね」

とちゃんと教えてくれた。

無性に会いたくなった。
でもそれには・・・
家を知らないので菊名の教会に7:30だ。
暗いうちに家を出なくてはならない。
それに寒い!

「来年になれば、副都心線が直通になるよ」と宿六。

ン~、もっと早く会いたい。


終末期の医療機器

10日、危篤の状態で母は94歳の誕生日を迎えた。

在宅用の酸素を頼んだからと医師にいわれ、
てっきり、ボンベが運び込まれる物だと思ったのだが、
深夜にもかかわらず間もなくやってきたのは・・・

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酸素濃縮器といわれるもので、
空気をフィルター通して取り入れ、
酸素と窒素に分解して送り込むという優れもの。
勿論家庭用電源で、スイッチを入れ、
酸素量の設定をするだけで、酸素を送り込んでくれる。
マスクは、患者さんがいやがるからと、
サチュが90を切ったらマスクにしようということで、
とりあえず鼻からの吸入になった。

この時点で、母を一番苦しめているのは、 
気道に入ってる液体。
痰というより、飲み込めなくなってる唾液。
これを除去するのが痰吸引器

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私たちが到着する前に1度先生が吸引した物を、
見せて貰ったが、明らかに液体以外に、
誤嚥したと思われる固形物が混じっている。
そして、母の場合は、痰というより、嚥下不能になったために、
誤嚥された唾液が殆どなのだ。
口からまた鼻から管を入れ吸引するのだが、
これが患者にとっては、かなり辛いことのようで、
立ち会った施設長は、とても見ていられなかったという。

しかも、この吸引器を使って吸引する事は、
医療行為ということになるので、
施設スタッフでは出来ないことになっている。
しかし、家族が行うのはかまわない、という。
実際は、老老介護の80歳以上の方でも扱える器具なのだけど・・・

結局、私が扱い方を先生から指導を受け、看護師のいない夜間、
その為に泊まり込むことになった。






夜遅くの電話

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ゆっくり、亡き友を偲んでるいとまはなかった。

9日火曜日の深夜近くの、グループホームからの電話は、

今、先生にいらしていただいているのですが、
これはもう危篤状態といえるので、
家族とお話したいと仰ってるのですが、
いらっしゃれますか?


この日は往診日なので、午前中にグルーホームに行くつもりしてた。
家を出る前に、スタッフNさんから電話があり、

起き抜けトイレに連れて行ったところ、珍しく下痢。
さらに吐いたりして、血圧220に上昇。
その後、200以下に低下したものの・・・


早めに行って先生を待つが、
その間も口からダラダラ唾液が出して、眠っている。
その眠りが、いつもの爆睡なのか、本物なのか分からない。
とりあえず、飲み食い無しで様子を見ることになった。

夕方、買い物中に、今度は施設の看護師から電話。

ゼリーを4口ほど食べたところで、また嘔吐。血圧240。

家の方は、後を娘に頼んで、またグループホームに行くが
その夜の泊まりは施設長だし、母の症状も落ち着いているので帰宅した。

ところが、一休みして深夜近くになっての電話だった。

危篤という言葉に、娘が車を出し、既にベッドに入っていた夫は、
後からタクシーと、珍しく家族3人で行くことになった。
娘には、私の代わりで何度か行って貰っているが、
夫が母に会うのは2年ぶり(?)くらい。

プロフィール

chiara

Author:chiara
古稀を大分過ぎたというのに
まだドタバタドタバタ
8人家族のタベモノガカリ
iMac、MacBookAir
iPhone、iPad miniで遊び
時々地元点字図書館の音訳ボランティア
時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
愛車ミニは'91年のキャブ車
今やペット化しつつあり
時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

画像満杯で逃げ出した旧宅は↓
LA STANZA CHIARA

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