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キアラおばぁさんのこの頃

           ~雑司が谷に暮らす~

2012年09月の記事

代官山 蔦屋書店

TSUTAYAって、そこいらの単なるレンタルビデオ屋ではなかったんだ。
まさかこんな野望を持っていようとは

以前、近所に住む友人から、代官山の蔦屋の話を聞いた時、
近くのスーパーの地下にある何とも雑然とした、
そして一向に足を運ぶ気にならないTSUTAYAとは、
どうしても結びつかなくて、確かめに行きたくてうずうずしていた。

そこに、知人の若い陶芸家から、
代官山のギャラリーで個展をやるという案内を戴いたので、
その友人を誘って出かけてみた。

同潤会アパートがなくなってからの代官山というのは、
もうすっかりトレンディな街に雰囲気が変わってしまい、
考えてみたら、誰かの個展という時しか縁がない気がする。

駅を降りて、まずギャラリーへと、
案内状を頼りに行ったがなかなか見つからない。
とうとう電話を入れたら、私の早とちりで、
今日は初日で、午後1時からだという。
誘った友達に謝りながら、場所だけ確認して、
それでは先に蔦屋に行こうと、目の前の道を渡り、
右手にあるおしゃれな建物群を見ると、
そこが当に蔦屋の入っているDAIKANYAMA T-SITEであった。

代官山蔦屋

旧山手通りに面しているのだが、私たちはどうやら裏手から入ったらしい。

代官山

いきなり、豹か、チーターかというような大きな像が立っており、
どうやらその辺り、動物病院だの小さなドッグガーデンになっている。
他にも、高級自転車やカメラの北村などが入った棟もある。

代官山蔦屋

その奥、というか、山手通り側に並んでいる3棟が蔦屋書店。
Tの字をデザインした白いファサードがちょっと面白い。

まず、友人の案内で、様々な雑誌のバックナンバーを揃えている、
ラウンジという所に行ってみる。

代官山蔦屋 代官山蔦屋 IMG_1739daikanyama.jpg

広い空間の壁際に並んだ懐かしい雑誌。
グランドピアノが置かれた、ステージのような一角もあり、
中央のカウンターで、お茶や軽食を用意している。
そのカウンターは、これまた本を積み上げた上に乗っているという細工。

それじゃ此所でお昼を済ましてしまおうと、
座り込んだら、出てきたメニューはiPad

二人とも好きで頼んだドリアは、
魚介の具もたくさん入って美味しかったが、
お茶はいまいち。

その後店内をウロウロ。
いつも行ってる本屋でも、すぐに1,2時間経ってしまうのだが、
カフェもあり、本を手にくつろいで、此所なら1日過ごせそう。
展示も一ひねりした分類で、、興味が次々繋がっていく。

勿論レンタルビデオのコーナーも十分広くとってあり、
懐かしい映画のタイトルなど豊富に揃っている。

我が家では、ビデオを借りるという週間が殆どないので、
TSUTAYAなる企業がどんなもんかも、よくわからないまま、
突然このような場に出会い、
一体どういった人たちが関わって造られたのだろうと、謎だらけになり、
帰って検索してみれば、なかなかに興味深い。
多くのクリエイターと呼ばれる人たちが結集しての成果だったようだ。


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