遅ればせの旅日記 シエナ(3) 2012.6.2

シエナ大聖堂

6月2日は、イタリア共和国統一の記念日。
ローマでは、その行事の準備と思われる風景に出会ったが、
実は、私たちが日本を出る少し前、
北部ロマーニャ州で大きな地震があり、犠牲者が出ている。
そんな訳で、行事の規模はいつもより縮小されるということだった。

シエナ大聖堂

勿論それを目にすることなく、ローマを離れた私たちだったが、
この日、朝シエナのドゥオモに着くとその前の広場では、
どうやら何やら式典の準備をしている様子。
それを眺めながらドゥオモの開くのを待っていると、
これからミサがあるというので、それに与ることになった。

P6020637duomo.jpg

脇祭壇前のベンチに座って待っていると、
地元の老人達が三々五々集まってきて、
中にも椅子があるようで、内陣に入っていく。
平日の朝は、こんな風にミサが行われているらしい。

シエーナ大聖堂 Duomo di Siena は、
何といってもくっきりとした大理石の横縞模様が特徴で、
ファサードはイタリアで最も美しいゴシック様式といわれる。
このファサードは、ジョヴァンニ・ピサーノ等によって、
13世紀には完成された。

シエナ大聖堂

その後、現在の聖堂の長軸を短軸にして世界最大の聖堂にしようと、
大拡張工事が計画されたものの、
14世紀になって、疫病、飢饉、更にペストの大流行から財政が逼迫、
断念せざるを得なかった。
その遺構が今も残されたままになっている。
右手の大きな壁が入り口になる予定だったようだ。

シエナ大聖堂 P6020638duomo.jpg ←ポチッ

黒白の大理石の縞模様、ボールト天井、床のモザイク絵など目を見張る。

P6020633duomo.jpg シエナ大聖堂 ←ポチッ

とはいえ、その情熱は、内部の装飾に向けられ、
17世紀のベルニーニに至るまで、時代を超えて、
多くの芸術家が関わっている。

キリストの生涯を描いた7枚のレリーフで飾った見事な説教台は、
ファサードの下部をロマネスクゴシック装飾で完成させた、
ジョヴァンニ・ピサーノはとそん息子達の作品。

シエナ大聖堂

ファサードの上部には、沢山の聖人の像が並び、
以前夕方訪れたときには、金色に輝いて眩いばかりだった。

P6020639duomo.jpg



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時々地元のまちづくりに顔を出す
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