イオウトウかイオウジマか

かの激戦地硫黄島

これをなんと読むか?
イオウトウ?それともイオウジマ?
どっちでも通じると思うが、音訳の世界では、これが大問題になる。

月1の運営会の後、気がついたこと問題になったこと、
ガス抜きも含めて、今回はお弁当食べながらいろいろ話し合う時間を取った。

そこで出てきたのが、1年ほど前から雑誌「新潮」に連載されている作品、

島尾ミホ伝「死の棘」の謎 梯久美子

作品そのものも、奄美群島の 加計呂麻島(かけろまじま)が舞台で、
地名だの実在の人物名だの、読みを調べなくてはならないものも、
決して少なくないのだが、執筆者紹介欄にある著書、
「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」
此処に出てくる硫黄島が問題になった。

連載なので、読み手が毎号変わる。
執筆者紹介欄の記述は、毎号ほぼ同じものが掲載される。
つまり、この読みが、月によってあっちこっちするのはまずかろう、
と言うことで、どちらに統一するか。
好きな方!多数決!なんて訳にはいかない。



この書名を資料検索してみると、国会図書館はイオウトウ、
他の公立図書館はイオウジマとなっているという。

じゃ、地名で調べると、これがまたややこしい。

島民は昔からイオウトウと言っている。
しかし、明治時代に作られた海図にはイオウジマと表記されている。
アメリカはこの海図を元にイオウジマといってたため、
終戦後米軍の統治下に入ったこの島はイオウジマと呼ばれた。
返還後もそのままイオウジマと呼ばれることが多かったが、
旧島民などからの要望が強く、2007年にイオウトウに統一されることになった。

まあ、ざっとこんなことのようで、いまはイオウトウと呼ぶのが正しいようだ。

しかし、この書名としてはどうか?
「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」が出版されたのは2005年。
まだ、イオウジマと呼ばれることが多かった時である。

図書館の検索が混乱しているのもやむを得まい。
だが我々はこだわる!

未だ連載は終わっていない。
作品が発表された時点での一般的な呼称イオウジマを採用することになった。

聞く人が、毎号執筆者紹介にきをとめるとはとても思えないのだが、
此処までこだわる私たちって、やっぱりヘン?

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古稀を大分過ぎたというのに
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時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
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時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

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