春の探書会 〜鈴木邸〜

鈴木邸ivent

静岡市葵区の登録有形文化財鈴木邸のイベントはプログラムも充実し、
ますます盛況になっている。
昨年もお邪魔した春の探書会、今年はトークイベントに照準を合わせて伺った。

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バスを降りると目に入ってくる新緑の山と畑。

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何度来ても、自然の姿は新鮮。

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長屋門を潜ると、左手の赤煉瓦の元米倉の前で、
何やら演じている数人。
テントの下には10人ほどの観客も。

今日の夜は、確か演劇のプログラムが組まれていたが、
それとはまた違うようだ。
午前中には雑木林の中での読み聞かせもあったはず。

玄関を入ると各部屋に本が並んでいる。
いつもお茶室となるところは、コーヒーやお菓子の販売。
本の精算も此処。

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春から夏へと変わりつつある庭を長めながらの、
奥のお座敷と次の間がトークイベントの会場。
座布団がびっしり敷かれている。
この部屋も様々なジャンルの本が並べられている。

高山なおみさんの「日々ごはん」の12があったので、
手にしてパラパラしていたら席がなくなりそうになってきたので、
慌ててそのまま空いているところに座った。

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今日のゲストは、たった1人で出版社夏葉社(なつはしゃ)
を経営している島田潤一郎さん。
今日ここに本を出している古書店の主の司会で、
出版業界に詳しいオーナーの鈴木氏と3人のトーク。

島田さん自身が出したいと思う本を自分の望む形で世に出すという、
普通に考えれば、あまりに無謀な事業。
主として、絶版になってる本を掘り起こして、
6年間に13冊の本を出版し、最近の「昔日の客」は1万部を超えるという。

鈴木氏によると、知名度もなく広告も打たないでのこの数は、
東野圭吾の百万部に匹敵する偉業だという。
この本を始め、話を聞いていると端から読んでみたくなる物ばかりだ。

ハードカバーはもう買わないぞ、という決意を破ることになりそうだ。
直ぐにでもこの場で買ってしまいそうになるのは、
持って帰るのに重いからと、辛うじて我慢したのだが・・・

作家、現代アート、そしてITなどさまざまな世界で、
70年代生まれの活躍が、最近何となく気になっている。
そして、この島田氏も76年生まれではないか。

こんなにも大勢の若い人が、熱心に本の話を聞きに来ている。
本が売れないとか、若い人は本を読まないとか言われているが、ホントかよ?
単にくだらない本を作りすぎてるだけじゃないのか?

この世代が閉塞した今の日本を変えてくれるのではないか。
ふとそんな期待すら湧いてくる。

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chiara

Author:chiara
古稀を大分過ぎたというのに
まだドタバタドタバタ
8人家族のタベモノガカリ
iMac、MacBookAir
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時々地元点字図書館の音訳ボランティア
時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
愛車ミニは'91年のキャブ車
今やペット化しつつあり
時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

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