納涼歌舞伎

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昔は納涼歌舞伎といえば怪談物だった気がする。
「牡丹灯籠」「四谷怪談」「番町皿屋敷」
祖母たちから話は聴いていたけれど、見たことはない。

冷房などのなかった時代のことではあるが、
怖さに震えることで涼を感じられたものだろうか?
夏祭りの縁日に、お化け屋敷を見かけることもなくなって久しい。

今や、笑って楽しく暑さを忘れようという出し物に変わったのか。

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「おちくぼ物語」は、平安時代に作られた日本のシンデレラ物語。
あちらが灰かぶり姫なら、
こちらは床の落ちくぼんだ部屋に住まわせられてた姫。
どちらも所謂継子いじめという、おそらく全世界全時代共通のテーマ。

いじめる側は、どこまでも見にくく滑稽に。
いじめられる側は、あくまでも優しく哀れに美しく。
意気地のない恐妻家にしか見えなかった父親も実は・・・

いつもながら、どこまでも観客を楽しませてくれる。

「棒しばり」は、活躍中だった父親を共に亡くした勘九郎と巳之助。
主の留守に酒蔵に忍び込んで飲むからと、両手を縛られながらも、
やっぱり飲んで酔っ払う顛末を、何ともおかしく舞う。
見事な踊りに会場からは何度も喝采を浴びる。

ここ数年の間に、何人もの大事な役者が逝き、
今も病床にあったりで、どうなることかと思ったけど、
若い人たちがどんどん育っている。

彼らの多くは、幼少の頃から修行を積んでおり、
しかも、好きで楽しんでやってるように見える。
みんな若くて美しく、口跡も良いのでとても楽しみ。

たまたまご一緒できた友人のおかげで、
楽屋見舞いまでさせて戴けて、ラッキーな嬉しい1日だった。



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chiara

Author:chiara
古稀を大分過ぎたというのに
まだドタバタドタバタ
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時々地元点字図書館の音訳ボランティア
時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
愛車ミニは'91年のキャブ車
今やペット化しつつあり
時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

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