雑司ヶ谷七福神
暖かい日差しに、梅も1輪また1輪と咲き始めた。
暮れに植木屋さんが来てずいぶん切り込んでいったが、
まだたくさんの蕾が付いていて、今年も収穫が楽しみだ。
地域おこしのように何年か前から始まった七福神巡りも、
道が入り組んでいてさぞ分かりにくいだろうと思うのに、
お正月には随分多くの人が来るようになった。
美容院への行きがけに通る清土鬼子母神、通称お穴の鬼子母神など、
訪れる人などまるで無かったのに、今はお参りする人をよく見かける。
境内もいつの間にかきれいに整備されている。
実は雑司ヶ谷鬼子母神像は、室町時代に、
この辺りで発見されたと言われている。
そして、この三角の井戸で清められた後、奉納されたのだという。
そんな古いいわれのあることなど、
七福神巡りに組み入れられなければ、人に知られることもなく、
相変わらずひっそりとしていたのだろうか。
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