栗原康「村に火をつけ、白痴になれ」

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長年出版業界で長年活躍してきたS氏から、
岩波がこんな本出したんですよ、
と見せられたときは、正直タイトルに引いた。

伊藤野枝といえば、
平塚らいてう、山川菊栄、神近市子、市川房枝など、
女性活動家に連なる1人とだけ私は記憶していたのだが、
アナキストというのもよくわからない。
などなどで読んでみることにした。

タイトルも凄いが、帯に書かれている文言も???
読み始めたら、その文体に!!!
これってブログ?という感じなのだ。

伝記といえば、淡々と客観的俯瞰的に書かれるものと、
なんとなく昔から思い込んでいたのだが、
これは、合いの手のように文章に著者が紛れ込む。
曰くひゃあ・仕方がない・かわいそうに・いいひとだ等々。

これはちょっと〜
とてもついてけない、うんざりだ、最後まで読みきる自信ない、
と思いながら、何故か読み終えてしまった。

途中、いったいこの著者はどんな人なんだ?
と言う興味が離れず、後からサイトを巡ってみたら、
伊藤野枝、大杉栄などアナキストの研究者という。
しかし、この本を読む限り、研究者というよりシンパ?

で、書かれている野枝の生き方だって、今ならありそうな話で、
これをアナキスト(無政府主義者)というなら、
いっぱいおるぞ〜、と思う。

なのに捉えられ殺されてしまったというのは何とも不条理。
しかし、関東大震災後の風評、虐殺などの混乱ぶりは、
母からも散々聞かされていたから、
その時代の犠牲になってしまったのか…と思ったり。

他の女性活動家のように、戦後も永らえていたら、
どんな生き様を見せてくれたやら、と残念でもある。



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古稀を大分過ぎたというのに
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時々地元点字図書館の音訳ボランティア
時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
愛車ミニは'91年のキャブ車
今やペット化しつつあり
時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

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