引っ越し

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通夜・葬儀での司祭の言葉

母は神様の近くに引っ越した
自分のために使った物は全て置いて
他人のために使ったものだけを持って


カラフルな花に埋もれた棺の中の曾祖母を見て
我が孫達はきゃっきゃと喜んでいた

私と共に、母の旅立ちを見守ってくれたグループホームの施設長は
最後まで号泣していた

骨は骨壺の半分ほどしかなかった
残った頭骨の破片は薄く、のど仏も判別できなかった
肉体の全てを使い果たした94年

でも、綺麗な緑色のロザリオの玉が数粒残っていて
のど仏の位置に置かれた

花嫁修業のお嬢さん達の為の洋裁学校から始めて
マエストロを育てる専門学校になり
やがて、趣味の洋裁教室へと
時代の趨勢と自身の高齢化で変化したものの
とうとう自ら仕事を捨てることはなかった

夏休みには、ツアーに参加して世界中を見て回り
帰ってきたスーツケースの中の半分は洋服地だった

北から南まで日本のお祭りも見て歩き
上京すれば芝居に寄席は欠かさず
当にメリー・ウィドウを生き抜いた


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天国への

ご母堂さまのご逝去。
伺えば、充実した長寿を全うされて、
ご家族さまはじめ、多くの方々に見守られながらの、
安らかな天国へのお引越しでしたか。
心からのお悔やみを申し上げさせていただきます。

お悔やみ

chiaraさん、
ご母堂様のご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます。
合掌

ワルツを踊りながら

秋田で 施設にいるジージの姉と同年齢ですね
来月 お見舞いに行ってくる予定です
天寿を全うされて天国へ
今頃メリー・ウイドウワルツのステップを踏んでおられる事でしょう。
ご冥福を祈ります

kurakameさん

ありがとうございます。
思い返せば、羨ましいような生涯でした。
きっと満足して旅立ってくれたと思います。

gettengさん

ありがとうございます。
やっと子としての役割を終えました。

湘南ジージさん

ありがとうございます。
そうそう、思い出しました。
私がまだ子どもの頃でしたが、
ダンスホールに通ってた時期もありましたっけ。

元気と言っても、歳には逆らえません。
お姉様、ジージさんのお見舞い心待ちにしてらっしゃることでしょう。
呉々もお大事になさって下さいませ。

chiaraさんへ

お母上様のご逝去心からお悔やみ申し上げます。
お母様は立派な方だったのですね。
人生の最後までご自分のお仕事を捨てられる事が
なかったとは見事です。
小生などは財団からもう少し残れと言われても、
ゆったりした生活に憧れて、止めてしまいました。

templeさん

母は一人娘で、ずっと両親(私の祖父母)と一緒でしたから、
仕事に打ち込むことも出来たのですが、
母親としてはどうかな?と思う私です。
一緒に趣味を楽しむこともなく、旅行に誘われたこともほんの1・2回。
templeさん始め、いい色村の皆さんに余裕を感じます。

お悔やみ

お母様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげます。
心からご冥福をお祈りいたします。

タケオモンさん

ありがとうございます。
安らかな眠りのうちに逝ってくれたのでホッとしています。

お母様天寿を全うされましたね。donnaさんを一番愛してくださったのでしょう。秋にまたみんなで会食会開きましょうとSさんと教会の境内で話合ったあとで、訃報を知りました。お母様、もう今は、天の国でお好きなものに囲まれて自由を満喫していらっしゃるかと安心しています。donnaさんお体ご自愛くださいね。

nogikuさん

ありがとうございます。
さ~て、我が家では、専ら、母はまだ天国に着いていないだろうという話になっています。
何しろ、静岡に帰るのに、はやばやと9時過ぎに我が家を出るも、
帰ったと電話が来るのは夜8時過ぎというのがいつものこと。
訊いてみればデパートの梯子はもとより、時には芝居、寄席、キンカ堂にオカダヤと、
さんざん寄り道して、電話の向こうで「あ~、疲れた!」
そんな母でした。

今月半ばの山中湖を楽しみにしていたのですが・・・
よろしくお願いします。

お母上は本当に素敵な人生を送られたのですね。
94歳というご長寿で、ご本人様もご家族の皆さんも
悔いが残らなかった事でしょう。小生は父親は百歳
でしたが、母は80歳で亡くなり、仕事に忙しくて
母には何もしてやれなかった事が悔いになっています。

Re: ありがとうございます

>ktempleさん
本人もこれほど長生きすると思っていなかったでしょうし、
何より、レビー小体型認知症になろうとは思っていなかったでしょう。
でも、認知症になるということは、
当人にとって却って幸せだったと思います。
最後まで、自分の世界を生きているつもりでいたようですし、
プロの介護師さん達の対応には頭が下がります。
プロフィール

chiara

Author:chiara
古稀を大分過ぎたというのに
まだドタバタドタバタ
8人家族のタベモノガカリ
iMac、MacBookAir
iPhone、iPad miniで遊び
時々地元点字図書館の音訳ボランティア
時々地元のまちづくりに顔を出す
建築学科出身のオバーサン
愛車ミニは'91年のキャブ車
今やペット化しつつあり
時々愚痴ります喘息&逆流性食道炎

画像満杯で逃げ出した旧宅は↓
LA STANZA CHIARA

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